音楽は世の中の人全てに。
音楽は、生きるすべての人にそっと寄り添ってくれる温かな贈り物。その本当の尊さを、いま胸の奥で深く痛感しています。
子どもたちに音の喜びを届けたいと、そんな想いを胸に、児童発達支援事業所の立ち上げへと動き出しました。
事業所には、言葉を紡ぐのが少し苦手で、歌うことにどこか気おくれしていたひとりの子どもがいました。けれど、ピアノのやわらかな響きにのせて音楽の楽しさをひとつずつ伝えていくと、ある日、ふっと小さな唇が動き出し、心地よさそうに歌を口ずさみ始めたのです。
思わず息をのむほどの、愛おしい奇跡の瞬間でした。音楽がこころの扉を静かに開いたその景色は、今もあたたかく胸に残っています。
これからも音の魔法を信じて、子どもたちの笑顔とともに、音楽のすばらしさを大切に伝えていきます。